地球に優しいフラワーアレンジメント
フローリストとしてお花業界で忙しい日々を過ごしていたとき、サステナブルではない素材をたくさん使うことに驚きがありました。
お店から誰かのお手元に届く間に使われる使い捨てのプラスチックやアルミ。美しく見せるために花材にぐるぐると巻き付けるワイヤーは分別ゴミにされることはありません。
湘南に暮らしていると、自然と共存した暮らしをしている友人が多く、自然があるおかげで遊ばせてもらったり恵みをいただいていることに日々感謝が湧きます。
地球にできる恩返しとして、なるべく環境負荷の低いお花づくりを大切にしています。
完璧にはできませんが、できるところから少しずつ。
今日はそんな私の取り組みのご紹介をしますね!
ノー プラスチック
ラッピングには、和紙などの紙製品を使うことが多いです。
化学繊維のリボンを使わず、天然素材でシックかつもらってうれしくなるようなかわいい梱包を心がけています。
ラフィアや木の実やハーブや羽やクリスタルで飾っています。
ワイヤーの代わりに自然素材
私がお伝えしているハワイアン スピリットは「自然との共生」から多くを学びます。
古典フラの奉納の時に飾りはすべて植物から手仕事でつくられます。
役目を終えたら海へと返します。
私が師事しているフラのクム(先生)は特に厳格で、造花は決して使いません。
フローリストとしての私の作品づくりも、そのまま自然に還るアレンジメントを大切にしています。
Weddingなどの大切な場では、クリスタルなどを保持するためにすぐ外せるような最低限のワイヤリングをすることもあります。
オアシスは使っていません
かごもののアレンジメントに使われる緑色の硬い吸水性スポンジ(オアシス)は水を保持して、アレンジメントデザインをキープしてくれとっても便利。
でも原材料がフェノール樹脂というプラスチックです。
アレンジメントのご依頼をいただいたときは、花瓶とセットでお渡しする提案などをしています。ご相談ください。